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ブティック    CYTHÈRE   シテール









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エリカが目ざすフクヤの前に立ったのは
その日も夕暮れになってからである。
Kという百貨店の横手にそのフクヤはあった。
ささやかなその店の戸はかたく閉ざされてい
夏服姿のエリカは、そこに足をとめた瞬間に
(妙だな……?)
フクオタクの感ばたらきがひらめいたものだった。
この店のウィンドウには、今ばやりのものがない。
(いよいよ変だ……?)
ガラスに囲まれたこのフクヤには
まるで人気がないように思える
(ちょっとさぐってみようか……?)
いまエリカは 秋物を追っていた
(ひょっとして、なにかおもしろいものが
見つかるやも知れぬ……?)
のである


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オシャレを軽蔑する者は
軽蔑すべきオシャレしか
持つことはできない。


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ファッションは何物にも値しない-。
だがファッションに値する
何物も存しない







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下町に店を構えて さまざまの事を 見聞くぞ不思議なる
ブティックおやじの口ずさみ 十分の一をもらすなり



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